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花火 2018



「僕、去年もいましたよ。ここで写真撮ってましたよ。」

「私たちも、ここにいましたよ。」


恒例の花火大会での出来事。

去年隣にいた青年が今年も隣に!

それだけと、言えばそれだけのことなんですが。
私は、ここ数年同じ花火を同じ場所で楽しんでいる。スタイルもメンバーも定着。

恒例になっている夏のイベント。

だから、年々慣れていくはずなのに、期待とワクワクにそわそわさせられ、楽しみすぎて!出かける時間が年々、どんどん早くなっている。
そして去年と同じ場所を陣取る。
今年は、打ち上げを待つ時間は、一時間半以上!。例えば、病院で待つならその待ち時間は長く苦痛なはずなのに、この日は過ぎてみるとそれがかなり楽しいひと時。
花火より先にたわいない話に盛大に花が咲く!そこで、欠かせない話題は、花火の思い出話。
「風がなくて煙で花火が見えなかったよね…」とか。「イカ焼き買ったよね〜」。「いやそれはおととしだよ!」とか…。

今年初参加の写真好きさんは、花火はどこから上がるのかリサーチして、三脚を立てる場所を吟味。「去年もここで写真撮ってる人いたからここは写真スポットなんだよ。いいと思うよ!」と、先輩館客は知ったかぶってみたり。
盛り上がっている最中、隣にいた男性が話しかけてきた。

「僕、去年もいましたよ。ここで写真撮ってましたよ。」と。

「え?去年ここで写真撮ってた人!え、えっ、そうなの?」
「はい」
「私たちも、ここにいたよ。」

「おぉおぉお~」「へぇ~」


その彼は、写真を部活にしている高校3年生で、「大学でも写真を…」と、話してくれた。高校生にしては本格的な装備と撮影スタイル。そして落ち着き♡。
私が現着した時には、カメラのセットを終え、ひとりカメラにむかっていた彼。「写真が好きっ」て伝わって来た!

「県外の大学に行くから、もう、来れないかも…」と話す彼に、

夏休み帰省して「また、来年!」と、声を掛けずにいられなかった。
「いい写真、たくさん撮ってね!」と暑苦しく話しかけずにはいられなかった。

また来年同じ場所で、同じように花火を楽しむだろう。
きっと彼の話をするんだろう。

会えるかな?

会えないかな?

会えなくてもいい。また、ひとつ楽しみができた。


無題 名無しさん | 2018/09/10 04:20


花火ベストな開き加減で撮れてますね♪
なかなかこうは撮れません

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